「建勲神社」へ行ってきた
「建勲神社」に行くために、バスに乗って、京都「船岡山」まで行きました。あの「清少納言」も「枕草子」で「岡は船岡」と書いている有名な場所です。バス亭から5分程歩くと大きな鳥居が山の麓に見えてきます。そこからさらに5分ほど坂道を登っていくと「建勲神社」境内です。
「建勲神社」は御祭神が「織田信長」公、配祀が「織田信忠」卿です。
天正10年(1582)6月2日に、「本能寺の変」で「織田信長」公が討たれました。その後天下を治めた「豊臣秀吉」さんが、船岡山を織田信長公の廟所と定められたそうです。時代が過ぎ、明治2年、天下を統一した織田信長公の偉業を称え、明治天皇が創建。さらに明治43年に船岡山の山腹に在った社を現在の山頂へ移動されたそうです。
山頂
拝殿前の石段下に位置する狛犬は愛知県岡崎市の戸松甚五郎氏によるものだそうです。台座正面には織田木瓜紋が刻まれています。
拝殿 登録有形文化財
内側に織田信長公三十六功臣のうち十八功臣の額が飾ってあります。
奥が「神門(祝詞舎)」と「本殿」です。
お参りさせていただきましたが、若い女性がとにかく大勢いました。
これが「歴女」と呼ばれる人達かと関心していましたが、「社務所」で御朱印をいただく時に謎が解けました。「京都刀剣御朱印めぐり」といって、人気オンラインゲーム『刀剣乱舞』に出てくる刀とゆかりのある神社の御朱印を巡っていただくイベントをしているのです。建勲神社では「宗三左文字」、「薬研藤四郎」、「不動行光」と縁があるため、皆御朱印をいただきに来ているのです。テレビで見ましたが、「刀剣女子」って本当にいるんだと少し感動しました。私自身、古い剣術なんかもしているのですが、私の周りには刀剣刀剣言っている人は一人もいませんでしたから。私も技術的な所以外には興味がありません。ただ、安い「3尺3寸の居合刀」は探してます。
へ~、これが刀剣女子か~と関心しておりましが、その御朱印めぐりの中にある「骨喰藤四郎」は実物を見た事があります。京都国立博物館で公開していた時に見る事ができたからです。ただ、美術品としての美しさ以外にはピンとはきませんでしたが。
そんな若い女性も訪れる「建勲神社」さんに皆さんも訪れてはいかがでしょうか。船岡山にも登れてお得です。
ちなみに、山の奥に進むと船岡山の「岩倉」があります。
「五山送り火」の見晴らしもとても良いそうです。