ぶらり旅ー芭蕉先輩には負けませんよ~ー

ふらりと旅した先を勝手にご紹介しています。

「金峯山寺」へ行ってきた

これは「吉野山へ行ってきた(7)」の続きです。

anheike.hatenablog.com

 金峯山寺(きんぷせんじ)」は、吉野山にある金峰山修験本宗修験道)の本山だそうです。

大和の国 、吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山(きんぷせん)と呼ばれ、古代より世に広く知られた聖域だったそうです。この金峯山に役行者が白鳳年間(7世紀後半)に修行に入り、修験道独特の本尊・「金剛蔵王大権現」を感得されたそうです。この姿を山桜に刻んで、山上ケ岳(現:大峯山寺本堂)と山麓の吉野山(現:金峯山寺蔵王堂)に祭祀されたとの事。これが金峯山寺の開創だと伝えられているそうです。

ただ、役行者が伝説の人物(続日本紀に記述があるので、実在の人物と考えられています。)すぎて金峯山寺開創の正確な事情、時期、創立当初どのような寺院であったかなどについては資料が不足しているとの事でした。

 

二王門(仁王門、国宝)

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立派な山門です。室町時代の康正2年(1456年)の再興と言われています。左右にある阿吽の仁王像も5mもあり、重要文化財へ指定されているそうです。

 

本堂(蔵王堂、国宝 )

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金峯山寺の本堂。秘仏本尊蔵王権現(約7m)三体が安置されていらっしゃいます。その他に多数の仏像もいらっしゃいます。

重層入母屋造り、桧皮葺き、高さ34メートル、四方36メートル、ととても大きいです。こんな山の中に本当に驚きます。

秘仏本尊蔵王権現三体は、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)を表されているそうです。普段は秘仏として拝観できませんが、特別ご開帳される事があり、私はお会いする事ができました。

暗い本堂の中、巨大な蔵王権現が浮かび上がる姿は本当に神秘的です。何も感じないタイプの私ですが、自然と頭が下がります。こんな場所にこんな巨大な物があるなんてと驚き、神秘的な空間に驚き、そんな自分にも驚きました。信仰には疎い私ですが、確かに古くからの信仰の場なんだろうなーと実感できると思います。皆さんも一度ご体験してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、金峰山修験本宗修験道)の本山だけあって「大峯修行体験」ができるみたいです。男性だけでは無く女性も参加できる修行もあるみたいですが、内容は中々ハードです。日程も決まっていますし、ハードルは高い気がします。私の信仰心の問題かもしれませんが。

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