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ぶらり旅ー芭蕉先輩には負けませんよ~ー

ふらりと旅した先を勝手にご紹介しています。

「枚岡神社」へ行ってきた

突然ですが、各地をウロチョロしていると、歴史的有名人によるお手植えの木と言われるものが見られる事があります。名古屋の熱田神宮では空海上人」のお手植えによる「大楠」。京都の「青蓮院門跡」では 親鸞聖人」のお手植えによる「大楠」と、遭遇するとへ~と思って写真を撮っています。

熱田神宮 空海上人お手植えによる大楠

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青蓮院門跡 親鸞聖人お手植えによる大楠

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そんな中、何と神武天皇のお手植えの木があるとの風の噂を聞きました。そんな歴史を吹っ飛ばして神話上の人物がお手植えされた木があるなんてと驚いて、行ってみることとしました。

それが大阪にある枚岡神社です。

枚岡神社(ひらおかじんじゃ)は、大阪府東大阪市出雲井町にある神社で、河内国一宮。あの春日大社への勧請元のため、「元春日」の別称があるそうです。

社伝によると、初代神武天皇即位前3年、神武天皇の侍臣で中臣氏の祖の天種子命(あめのたねこのみこと)が、天皇の命で神津岳の頂に祖神の天児屋根神を祀ったのが創建とされるそうです。「平岡(枚岡)」の社名は神津岳の頂が平らだったのによるものだそうで、中臣氏の支流の平岡連(ひらおかのむらじ)の氏神とされているそうです。白雉2年(650年)、平岡連によって山頂から中腹の現在地に移されており、山頂には現在も奥宮があるとの事でした。

祭神は4柱。本殿4棟(第一・第二・第三・第四殿)に各1柱が祀られているそうです。
第一殿:天児屋根命(あめのこやねのみこと) - 中臣氏祖神。
第二殿:比売御神(ひめみかみ) - 社伝では「天美豆玉照比売命(あめのみづたまてるひめのみこと)」で天児屋根命の后神とする。
第三殿:経津主命(ふつぬしのみこと) - 香取神宮(千葉県香取市)祭神。
第四殿:武甕槌命(たけみかづちのみこと) - 鹿島神宮茨城県鹿嶋市)祭神。
天児屋根大神・比売大神が本来の祭神で、枚岡神社さんから春日大社に勧請されたので「元春日社」とされていらっしゃいます。後に春日大社から武甕槌大神・斎主大神を勧請し、同社と同じ神(春日神)を祀られたそうです。

 

神社は近鉄奈良線枚岡駅下車すると、すぐ大きな鳥居があり、長くて立派な参道があります。後で知ったのですが、ここで毎年「お笑い神事」が行われるそうです。

 

参道広場には手水場がありますが、なんと鹿でした。

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春日大社さんには武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白い鹿に乗ってやってきたとの伝説があり、鹿が神獣となっています。その関係でしょうか。

階段の上に立派な拝殿が。

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拝殿の奥の御本殿は残念ながら拝見できませんでした。 

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天正7年(1579)年9月、織田信長の兵火により類焼をうけ、本殿以下諸建物が焼失してしまったそうですが、慶長7年(1602)NHKの大河ドラマにも出られてた豊臣秀頼公が社殿の造営をし立派に復旧されたそうです。

御神木

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私は 神武天皇のお手植えの木があると思っていたのですが、ご神木は柏槙(びゃくしん)と呼ばれるイブキ科の樹木で、社伝によると、白雉元年(650)に、神津嶽から現社地に神様をお遷しされた時、神津嶽には神武天皇お手植えの柏槙の大木があり、あまりにも大木すぎて移せない為、枝を切って挿し木したものだそうです。誤解は残念ですが、へーと思いました。

ちなみに昭和の第二室戸大風で損傷し、やむなく昭和40年代地上3メートルを残し伐採されてしまったそうです。

神社からさらに上に行くと枚岡梅林と呼ばれる梅林がありました。

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景色もすてきです。ただ、病気のため1月に伐採されてしまったそうです。また、立派な梅林になる事を願っています。

今回はさらに上にある奥の宮にはいけませんでした。次こそは上まで挑戦したいと思います。

デアゴスティーニ 日本の神社 第59号 枚岡神社 他

  

日本廻国記 一宮巡歴 (講談社文芸文庫)

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